いろいろ繋げるテザリングとは? 簡単スマホの活用術!

Text by NETAGE 編集部

テザリングとは、簡単に言うとスマートフォンをモバイル WiFi ルーターにすることができる機能です。テザリングは、インターネット共有とも言われています。
この機能を使えば、外出先でもスマートフォン経由で、ノートパソコンやゲーム機をインターネットに繋いで利用することができます。

スマートフォンとモバイル WiFi ルーターはどちらとも、4G、LTE、3G などのモバイル回線を使用しています。であればスマートフォンもモバイル WiFi ルーターと同じことができれば、回線契約は1つで済み、持ち歩く機器も1つになって、便利になると思いませんか。
そんな夢のようなことを実現してくれるのがテザリングなんです。

ただし、一見便利そうなテザリングでも、実はいくつか注意点があります。

通信量に制限あり

テザリングは、複数の機器が通信を行うため、通信量が多くなりがちです。概ねどこの通信会社も通信量の上限が設定されています。通信量の上限を超えると速度が低下するようになっています。

バッテリーの消費が激しくなる

テザリング中は、スマートフォンに繋がっている複数の Wi-Fi 機器と通信するので、スマートフォンだけで通信するより多くのパケットが流れ、その分バッテリーの消費がとても激しくなります。

パケット料が高額になる

テザリング利用中は、通信量が多くなるので、パケット定額サービスがある場合は、加入することを強くおすすめします。ソフトバンクでは月額 500 円(税抜)のテザリングオプションがあります。

ルーター機能がない

テザリングは複数の機器と接続できますが、それぞれが個別に通信しているだけなので、接続している機器同士の通信は行えません。例えば、テザリング経由で無線 LAN に接続したプリンタに印刷することはできません。モバイル専用の WiFi ルーターはルーター機能があるので、機器同士を通信させることができます。

まとめとして、デザリングは、メールや twitter などのちょっとだけの利用には大変便利。仕事や普段のネット代わりにするには少々荷が重い。
外出先でたくさんネットされる方は、やはり専用のモバイル WiFi ルーターを利用されることをおすすめします。

ご自宅用のインターネットをお探しであれば、こちらのブログが参考になるかもしれません。